【今日から】出世を目指してはいけない6つの理由
あなたは会社員でしょうか。会社員であれば「 出世 」をしたいと考えることがあるでしょう。
出世を目指すことが悪いこととは思いませんが、その前に立ち止まって考えたほうが良いと思うことがあります。
出世 への道のりはとても長い旅です。出発する前に考えましょう。
出世 を目指す前に考えるべき6つのこと【本当に出世したいですか】
繰り返しですが、出世したいと思うことは悪いことではありません。伝えたいのは中途半端は一番人生にとって良くないということです。
このブログで伝えたいのは、出世を目指す人は本当に自分はそうしたいのかを考えて欲しいということです。
仕事自体が好きで生きがいで、自分は純粋に仕事に没頭したいという方を否定するものではありません。
それでは、一つずつ、本当にあなたがそれでも出世をしたいのか確認していきましょう。
ゴールは社長のイス一つだけ
どれだけ頑張ってガンガン出世しても、社長にならなければ上司はいるわけで、指示に従って働くことには違いありません。
役員になったって、社長に頭を下げながら働くんです。
社長のイスは一つだけなんです。
大企業なら、1万人以上社員がいる企業も多いでしょう。
1万人の中でトップに立つなんて確率的に難しいです。しかも出世するには実力だけじゃなくて上の人に好かれなくてはならないんですよ。
社長になれる可能性もごく小さいのに、大切な家族との時間を削って、ストレスをためながら出世を目指す必要があるのでしょうか。
まずそこを考えてほしいです。
出世できるかは周りが決める
結論から言います。
仕事ができるからって出世するとはかぎりません。仕事をがむしゃらに頑張っていれば出世するなんて、幻想です。
たどり着けるかわからない、遠い遠い道です。
誰が出世するかは、上司や人事部が決めています。人事部が得られる情報は上司を通しての情報ですから、やはり、上司の采配で昇格者が決まるのです。
人の評価なんて、常に一定ではありません。
同じことをやっても、褒める人もいればけなす人もいます。上司に評価されようと頑張っても、その上司に他のお気に入りの人がいれば
そっちの人を高く評価する事もあるでしょう。
うまく割り切れるタイプの人なら良いですが、昇格できなかった時に、上司を恨みたくなるような人は、はじめから昇格を諦めたほうが良いでしょう。
毎日気を使う日々
上司に認められるために、常に上司の機嫌をとって生きることは辛いことです。
出世を目指しているなら、そうするほかありません。
自分を偽って、納得のいかないことまで飲み込んで、上司の顔色を伺いながら生きなければならないかもしれません。
40年以上、出世のために納得のいかない上司に従い続けることで、人生を終える時に後悔したくないのなら、自分の生き方を再度考え直してもよいかもしれません。
貴重な時間を割かなくてはならない
出世をしていく人で、多くの時間を仕事に割かない人を見たことはありません。
やはりある程度は仕事に打ち込み、何かに対して仕事を優先し、頑張る姿を見せなければ出世は難しいです。
時間は皆さんに平等に与えられた貴重なものです。寿命がある以上、時間は命と言い換えてもいいと思います。
そんな貴重な「あなたの命」を出世のために捧げますか?
出世をしなくても生活はしていける
今に満足し、足るを知れば現状で十分幸せに過ごしていけるはずです。
収入が700万円を超えていくと、それ以上の収入は大きく幸福度に影響しないという研究結果も聞いたことがあります。
それに、係長が課長になったとしても、フル課長が部長になったとしても、給料が2倍になったりはしないでしょう。
せいぜい2割増とかでしょうか。そのために長時間働けば、時給換算という意味では悲しいことに下がります。
出世を考えるときは、お金が自分はいくらあれば幸せにやっていけるのか、そんなことも含めて冷静に考えましょう。
家族との時間よりも大事ですか
私は死んたことがありませんので、死ぬ間際に何を後悔するかわかりません。
でもきっと、死ぬ間際に、家族との時間をもっと大切にすれば良かったとは思っても、「もっと仕事を頑張れば良かった」と後悔する人はいないでしょう。
あなたの人生で大切にしたいことはなんですか?出世ですか?
さいごに
出世をしたときって確かに嬉しいものです。自分が認められたって、とびはねるくら嬉しいですよね。
でも、その喜び、何日続きますか?
反対に、家族と過ごした大事な時間は、いつまでも心の中に幸せな気持ちとして、宝物として残ります。
ぜひあなたの残りの人生、自分にとって正しい時間の使い方をしてください。私もそうしようと思います。
■権力を持つための方法について考えてみましょう。
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