「ルールは守りなさい」
子供の頃からそう言われてきましたよね。私もそう言われてきたし、そういう考え方でいました。
ある記事に出会うまでは。
ルール は守るな【ルールを作ろう】
2017年の日経新聞に、ある有名アスリートの投稿記事が掲載されていました。
「ルールを守りつつ疑え」
ルール外の動きに注意
スポーツの世界ではルールは絶対だし、守らなければ下手すると退場になってしまう。
でも社会において、ルールは絶対ではないことを意識しておく事は重要。
ライドシェア(相乗り)やウーバーのように、既存のルール外で生まれるビジネスがある。「あれはルール外」とか言って眺めているうちに、プラットフォームを握られてしまう。
プラットフォームを握るものが、事実上、ルールを作ることができる。
おりこうにルールを守っていても、ルール自体が突然変わってしまえば、また戦い方を変えなければならない。
ルールを守ってゲームに勝とうとする人より、ゲーム自体を作ってルールを支配する方が圧倒的に強い。
ルールを作る(変える)には
ルールは神が作ったものでは無い。ルールは人間が作ったものだ。だからルールは変えられないという思い込みは捨てるべきだ。
ルールを変えるには、複雑な構造をひもとき、適切なボタンを押さなければならない。
キーマンは誰か。その人は誰に弱いのか。人事や予算配分は誰が行っているのか。パワーの構造を知ることで、どうやってルールが決まっているのかを知ることができる。
パワーの構造を紐解き、そこに力を加えることでルールを変えることができる。
これから
「ルールを守ろうとする」ことと、「ルールは所詮誰かか決めたこと」だとして疑いの姿勢を持つことは両立する。
何も考えずにルールに従順になるのではなく、自ら主体的に何でも関わっていくことが大事です。
権力の重要性
自分の思うままにルールセットをするには、権力を持つことが必要になることも多いです。
権力を持つためのコツをまとめました。
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