滲出性中耳炎 をこじらせて鼓膜にチューブを挿しました【体験記】

人生

滲出性中耳炎 をこじらせて鼓膜にチューブを挿しました【体験記】

 

滲出性中耳炎 をこじらせたことによって、鼓膜 にチューブを挿す治療を受けた体験記を記します。

 

今、同じ症状で苦しむ方が,いずれは回復できるんだという希望をもっていただければ、私はうれしいです。

 

最初はカゼをこじらせたことがきっかけ

9年ほど前でしょうか、カゼをこじらせて、大量の鼻水が出ていました。私は昔からカゼを引きやすく、頻繁に鼻をかんでいました。

 

それから、だんだんと鼻の中がズンズンと腫れるように感じ、鼻声が取れなくなりました。

 

なぜか歯も痛くなり、インターネットで調べると「副鼻腔炎」の症状ではないかと思い、近所の耳鼻咽喉科へ。

 

予想通り副鼻腔炎という診断を受け、薬をもらって帰りましたが、数日たっても症状が改善されません。

突然、耳がボーン【 滲出性中耳炎 】

鼻声が治らないなーと思っていたら、突然、耳がボーンとこもるというか、聞こえずらくなりました。

あれ?おかしい!と感じながら首を横に倒すと水が流れる音がジョロジョロ・・・。非常に、非常に不快な症状です。耳がボーンと塞がっている感覚(耳閉感というらしいですね)は耐えられなく、またすぐに近所の耳鼻科にいきました。

そこでの医師の診断は、鼓膜の内側に水が溜まっているとのことでした。

滲出性中耳炎というやつですね。。。⤵

 

確かに、鼓膜の写真を見てみると、正常の鼓膜と色が異なり、中に水が溜まっているのが見えました。

鼓膜に風を通すということで、鼻と耳に同時にチューブを突っ込んで、耳管に風を通す処置をしてくれました。少しすっきりした感覚になりました。

しかし、家に帰るとすぐにまた耳がボーンと塞がっている感じ。「すぐに元に戻ってる!」とまたノイローゼ気味になり、翌日また時間に風を通してもらいに耳鼻科に行きました。

滲出性中耳炎 が治らないので通う耳鼻咽喉科を変えました

近所の耳鼻咽喉科に数か月ほど通ういましたが、耳のボーンは治りません。もう、どうしようかと明け暮れていたころ、もう少し離れた場所に人気の耳鼻咽喉科があることを知りました。

首を傾けると、鼓膜のあたりで水がジョロジョロと流れる感覚があります。これが不快で不快で、この頃は本当にノイローゼになっていました。

私はすがる思いで、その耳鼻咽喉科の門をたたきました。

医師は、それだけの期間、耳管に風を通してもだめなら、鼓膜を切って水を出しましょう。と言いました。

「鼓膜を切る??」私は動揺し、その場では結論を出せずに家に帰りました。

しかし、この耳がボーンとしている不快な症状は耐えられず、鼓膜を切ってもらうことを決意しました。

鼓膜をきりました

勇気をだして耳鼻科で鼓膜を切ってもらいました。まず鼓膜に麻酔をかけます。耳を上にして横になり、液体の麻酔を耳の中に入れます。しばらく置いてから、さあ鼓膜を切ります。

診察の椅子に座り、鼓膜を切るために医師が何かを耳に入れます(私は怖くてそれがどんな医療機器なのか見ることはできません)。一瞬ですが、バリバリ!と音がして、非常に痛かったです。でも、一瞬のできごとでした。

鼓膜を切った瞬間、今までの耳のボーンは消え去り、クリアな世界が戻りました。

「ああ、よかった!」と私は医師に感謝の気持ちでいっぱいでした。

しかし、耳の状況が改善したのは束の間でした。

再び耳管に水がたまりました。

鼓膜を切っても、しばらくすると再生し、穴は塞がります。

私の鼓膜は、医師に切ってもらって3か月ほどは穴が開いていました。穴が開いているので耳管に自動的に風が通され、耳管が乾いた状態になっていました。従って、水がたまることはありませんでした。

しかし、、、3か月ほどたって鼓膜が塞がると、まさかのまさか、また時間に水が溜まってきたのです。悪夢でした。またか、、、私は絶望の淵に立たされた気分でした。

医師に相談すると、慢性的に耳管に水がいくような状態になってしまっているので、鼓膜が塞がるとまた水が溜まってしまうのだろうということです。

鼓膜にチューブを挿しました。

そこで医師から提案を受けたのが、再度鼓膜を切って、非常に細い穴が開いたチューブをそこに挿して切った鼓膜が塞がらないようにしましょうというのです。

鼓膜に挿すチューブは2年ほど経つと自動的に抜けるそうです。少なくとも2年は耳のボーンから解放される。。。

私は迷いました。チューブを挿す医療行為、めちゃくちゃ痛いんじゃないだろうか。。。でも、この耳のボーンから解放されたい一心で、チューブを挿すことを決意しました。

一回目と同じ要領で鼓膜に穴を開け、「T型チューブ」というチューブを耳に挿します。その挿す行為が痛いのなんのって。。。T型になっているので鼓膜から抜けにくい半分、挿しにくいんですかね。

医師からは、痛みに弱い方ですか?と聞かれてしまいましたが、私は麻酔をしていても痛かったです。でも、医師が言うように、麻酔が聞きやすい人は痛くないかもしれません。

無事に鼓膜にチューブを挿し終えるとものすごい安堵感に包まれました。ああ、これで耳のボーンから2年間は解放されるんだ。本当に、本当に幸せな気持ちになりました。。

チューブを3年ほど挿していました

チューブは2年ほどで勝手に抜けると医師は言っていましたが、2年が経過した時点で抜けていませんでした。

医師に相談すると、挿していても問題がないから様子を見ましょうとのこと。私も、チューブを抜いてまた鼓膜に水がたまったらどうしようという不安から、積極的にチューブを抜くことを望みませんでした。

そして、鼓膜にチューブを挿して3年が経過した時期に転勤で引っ越し。その耳鼻咽喉科に通えなくなりました。

引っ越し先での生活を始めてから、チューブを挿し続けていてもいいのだろうかという不安が出てきて、インターネットで調べると、鼓膜にチューブを挿し続けると、穴が塞がらなくなると書いてあります。

私は不安になり、近所の耳鼻咽喉科に行きました。そこで医師に言われたのが、「T型チューブだから無理に引き抜くと鼓膜が大きく破れてしまうから抜けない」

えー?抜けない?私は途方にくれました。このままチューブを挿し続けておいていいの?私は不安になりました。私は老人になるまでチューブを挿し続けるのか、というか、このゴムみたいなチューブも劣化するだろうし、どうなっちゃうんだろう。。。

私はもっと良い耳鼻咽喉科がないか探しました。

鼓膜からチューブを一気に引っこ抜きました

近所で評判の良い耳鼻科に行き、事の成り行きを相談しました。もうかれこれ、4年ほど鼓膜にチューブを挿し続けている状況です。

医師は、チューブを引き抜いてしまいましょうというのです。鼓膜は破れても再生されますからというのです。

私は不安になりましたが、その医師にすべてを委ねようと思いました。そこで鼓膜にチューブを挿した時と同じような要領で麻酔をかけていよいよ鼓膜からチューブを引き抜きます。

「バリバリ!」という音と共に、4年間私の鼓膜に刺さっていたチューブは抜けました。案の定、鼓膜に大きな穴が開きました。その穴は、数か月で塞がり、正常に戻りました。

チューブを引き抜くことを進めてくださった医師に感謝しています。このチューブを抜いてから約3年、耳管には水が溜まっていません。

また副鼻腔炎から耳管に水が溜まるのがこわいですが、もし万が一そうなっても、またチューブを挿して治せばよいと思っています。

まとめ

同じ苦しみの中にいる方がいれば、参考にしてほしいと思って記しました。私の感想は以下となります。

■耳管に水が溜まるのはつらい症状ですが、最後はチューブを鼓膜に挿すという治療方法があるから悲観しなくてもいい

■耳鼻科はやはり、地域で評判の医院に通うのがおすすめ

開けない夜はありません。同じ症状がある方、乗り越えてほしいです。

 

 

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