自分を大切にするために「 断る 」勇気の重要性
断る ことが苦手で、毎日辛い思いをしている方は多いと思います。
ぜひその解決法を知っていただいて、みなさんが自分らしく生きるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
私たちは毎日、朝から夜までたくさんのことを頼まれています。
その中には、どうしてもやりたくない、断りたいという依頼事項も少なくないはずです。
仕事が終わってさあ帰るぞ!と思って帰ろうとしたら残業を頼まれたり、土日は家族サービスをしようと思っていたのに、社内ゴルフの欠員補充のために急に誘われたり。。。
しかし、なかなか依頼事項を断ることができないという方が多いのは事実だと思います。
自分の経験や考え方を見つめなおすことで、断ることができるあなたに変わっていきましょう。
なぜあなたは 断る ことができないのか
断ることが苦手だと思っているあなたは、なぜ自分が断ることを苦手にしていると思いますか?
それを自分で認識することが、断る力を身につける第一歩になります。
いい人と思われたい
周りからのお願いごとに、いつでも「YES」の返事をしていれば、いい人だと思われると思っている人がいます。
これ、完全に間違いです。
いつもお願い事を断わらない人は、いい人だなんて思われていません。
ただ、自分をことを搾取する人から見たら、「都合の良い人」です。
「いい人」でいたいという心理から断ることが苦手であるとしたら、その意識はすぐに捨ててほしいです。
断ることで人間関係を壊したくない
断ることで人間関係を壊してしまうという恐怖から、断れない自分でいるみなさんも多いと思います。
これも間違った認識です。
本当にあなたのことを大事に思っている人は、あなたが断ったからと言って、あなたを嫌いにはなりません。
反対に、自分の意見をはっきり言える人は周りからも一目置かれることになり、相手と対等な人間関係を作ることができます。
この後述べることにつながりますが、生きていく中で全員と良い関係をつつくる必要はないし、それは無理です。
後から後悔しないために、あなたがどのように生きていきたいか、よく考えることが、自分に正直に生きるためにとても大事なことです。
納得が得られる断る理由が見つけられない
断る理由がうまく見つけられずに、断れない人もいます。
「断るときは、納得してもらえる理由をつけなければ」と思い込んでいる人も多いです。
これも、間違っています。そんな必要なありません。
依頼を受けることも、断ることも、あなたの自由です。
(業務命令のように、就業規則に書かれているような事は別ですよ)
だから、断りたければ断ればいいし、納得してもらえる理由なんて用意する必要はありません。
とはいっても、理由なく断ることは̚カドが立つこともあるでしょう。そんな時も、なんとなく思いついた理由をつけて断ればいいんです。
相手が、「あいつ適当な理由つけて断ってきたな」と思われても、気にしなくてもいいです。
その相手は、断られた後に、すぐに次に頼みやすい人を探して頼むはずです。
では、あなたはどう生きたいのか
断りたいのに断れず、モヤモヤした一日を過ごすことは少ないくないでしょう。
すべての依頼事項を断っていたら、それはそれで人生がうまくいかないことも事実です。
だからこそ、自分の人生を考えることも大事です。
あなたの人生は一度しかない
当たり前のことですが、あなたの人生は一度しかありません。
だから、やりたくないことをイヤイヤやるなんていう時間はなるべく少なくしていくべきなのです。
自分の本意ではないことをイヤイヤやるということは、自分の貴重な時間(命と言い換えてもいいかもしれません)を相手に渡しているのと同様です。
ぜひあなたの人生は一度しかないことを、当たり前のことでありながら、常に頭の片隅に置いてほしいと思います。
要はバランスなんです
全ての依頼事項を断ることはできません。要は、何を断って、何を受けるかをなるべく決めて、バランスよく生きましょうということです。
そのために、自分の人生の中で何を優先するのかをしっかり決める。
これが何よりも大事だと思っています。
会社の出世が家族との思い出よりも大事だと思えば、社内ゴルフを選べばいいし、その反対の考え方を持っていれば、反対の選択肢になりますよね。
会社の出世も、捨てたくないと思えば、ゴルフからのお誘いに、「年に3回は参加するようにします」と完全に断るのではなく、きっぱりと伝えることもできます。
自分の人生の優先順位を明確にして、それにそって毎日生きてほしいと思います。
読んでくださってありがとうございました。
皆さんが少しでもうまく断われる人になれるお手伝いができたとしたら、私もうれしいです。
断れる人になるためのポイントをまとめます。
1.短い人生。自分の人生を生きるんだと決めて腹を括ろう
2.頼まれごとがあった際に、判断ができるように人生の優先順位を
明確にしよう
3.あなたは断る・断らないを選ぶ権利を持っている
具体論として、社内ゴルフをどうやって断るのがいいのかぜひこのブログもご覧になってください。
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