【 おとなしい 】とわれると嫌な気持ちになりますね【相手の心理】
「 おとなしい 」と言われたことはありませんか。
あれって、不愉快じゃありませんか?なんで他人をおとなしい人だって定義して決めつけるんでしょうか。
なぜその人はあなたに「おとなしいね」と声をかけるのでしょう。
あなたに「おとなしいね」という相手の心理と、あなたがどう考えればよいかを解説します。
他人があなたに「 おとなしいね 」と言う心理
なぜ学校や職場で、あなたに「おとなしいね」というひとがいるのでしょうか。
その人の心理を想像してみると、「マウント」を取りたい相手の心理があります。
あなたに「 おとなしい 」ということで、言った側は自動的に「おとなしくない」人間側に行くことができて、自分を明るい人間に位置付けることができます。
要は、自分を「明るい人間」「にぎやかな人間」と位置付けたい人間の心理があるのです。
あなたをそのカモにしようとしいるということですね。
「 おとなしい 」と言われても気にしなくていい
もしあなたが仮に「 おとなしいね 」と言われても、全く気にする必要はありません。
ひょっとしたら、そういわれることであなたは「自分はおとなしいのかな」「自分はつまらない人間かな」と思ったりするかもしれません。
でも、決してそんなことはありません。
「 おとなしい 」というのは悪いことではありません。「 おとなしい 」というのは、裏を返せば、落ち着いている、思慮深いと表現をすることができます。
ネガティブな意味にとらないでほしいのです。
どんなことでも、ものごとには2つの側面があり、良い点とそうでない点があるのです。
もしあなたが静かな性格だったとしても、それについて何も思う必要はありません。
堂々と「おとなしい人」でいたらいいのです。
あなたはあなたのままでいいんです。
「おとなしい」あなたの魅力
「 おとなしい 」あなたには、いろいろな魅力があります。
変に騒がないあなたは、場の空気を落ち着かせているはずです。あなたがその場にいることで、安心できると思っている人は必ずいます。
また、口数がすくないことから、失言を避けることができます。
口数が多い、騒がしい人は明るい人と見られる反面、相手を傷つけることや、場の空気を悪くする言葉を発する可能性が高くなります。
思慮深いあなたがそばにいることで、安心している人は周りに必ずいると思います。
あなたの周りにいる人は、みんながみんな、明るくて元気な人ばかりではないはずです。そんな人にとって、落ち着いた、話しかけやすいあなたのような人は、その人たちの心の支えになっているはずです。
「物静かなあなた」はいろいろな人が話しかけたくなる、大事な存在なのです。
決して自分を卑下しないでください。
それでも「おとなしい」と言われたくないなら
それでも「おとなしい」と言われたくない人はいるかもしれません。
だれかに自分を「定義」されるのは愉快なことではないですからね。
そういう方は一つだけ意識してほしいことがあります。
それは、口数を増やすことです。どんなことでもいいです。例えばこんなことが挙げられるでしょう。
・職場や学校で困っている人がいたらあなたから声をかける
・先手を打ってあなたから「今日元気そうだね」と誰かに言う
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